ユニック車と言われてなかなかイメージすることができないと思います。
聞きなれない言葉だと思います。
簡単に言うと「クレーンを装備」したトラックのことです。
荷台にクレーンを装備していたり、運転席と間などにクレーンが設置されています。
工事現場等で拝見することができます。
そんなユニック車運転手について解説していきます。
年収や必要な免許についてもご紹介していきます。
ユニック車運転手の仕事内容や1日の流れ
企業や担当する地域によって異なります。
夜間しか作業ができない場所などあります。
今回は、工事現場で1日をご紹介します。
ご参考程度にご覧ください。
8:00 出社
アルコール検査を行います。
作業内容を確認することと走行ルートを確認します。
8:30 出発
基本的に2人組みもしくは一人で担当場所に向かいます。
9:00 作業開始
工事現場だと基本的に警備員がいますので、安全を確保して作業準備します。
11:00 作業終了
内容にもよりますが、アパート建設や戸建ての場合は数時間で終了します。
12:00ランチ
1時間程度休憩します。
13:00 業務開始
次の現場に向かうことが多いです。
場合によっては、作業の続きを行います。
16:00 帰社
報告書の作成を行ってクレーンの点検に入ります。
17:00 退社
残業はなく、17時前後で勤務が終了となります。
ユニック車運転手の仕事はきつい?
肉体労働というよりもテクニックが必要になります。
安全なクレーン操作を求められますので、そういった意味では初心者の方は非常にきつい仕事といえます。
知識や技術を持っていないと大変です。
誰でも出来るものではないので、自分ができないと工事など作業に影響する場合があります。
また、住宅地などでは通行人などへの配慮も必要になります。
ユニック車を運転すること自体は普通のトラックと同じです。
ただ、高さ制限など注意が必要になりますので、走行ルートは事前に把握する必要があります。
ユニック車運転手に必要な資格や免許は
担当する職種によって異なりますが、基本的に中型免許があれば問題なく仕事をすることができます。
しかし、大型免許を取得していると優遇されます。
場合によっては、仕事の幅にも影響がありますので大型免許を取得して損することはないでしょう。
運転免許のほかにクレーンで荷物を持ち上げるために講習や教育が必要となります。
例えば、釣り上げる荷物が0.5t~1t未満の場合は、「小型移動式クレーン運転」の特別教育を受ける必要があります。
13時間程度の教育です。
また、1t~5t未満の場合は、「小型式クレーン技能講習」が義務つけられています。
5t以上は「移動式クレーン運転士免許」が必要となります。
こういった講習や教育を受けると免許を携帯しなければいけません。
ユニック車運転手の給料や年収はいくら?
平均年収は400万程度です。
大型車などはもう少し年収がありますが、工事現場などで主に使用される中型ユニックだとこのくらいになります。
運転免許以外にも資格や講習受講が必要なのでもう少し年収が高くてもいいと思います。
しかしながら、基本的に1日業務ではなく担当の荷物持ち上げが終わると次の現場などに行きますので、勤務時間が短いことが影響しています。
ユニック車運転手の給料は安い?
企業や担当する業態にもよりますが、基本的に高いとは言えないです。
運転ドライバーというよりもクレーン操作が主な仕事となります。
運搬距離も短いので比較的安いです。
場合によっては半日で仕事が終わることもあります。
歩合制などあらゆる勤務形態を採用してる業界でもありますので、一概にはいえませんが高くはないことは間違いないです。
講習など受けている専門職ですが少し残念な年収となっています。
ユニック車運転手の口コミや評判は
良い意見は、早く仕事が終わり自分の時間を過ごすことができると意見が多くありました。
また、人によっては玉掛けをしているので自由に働くことができるそうです。
資格や免許をもっているからこそできる働き方です。
自分の生活レベルに合った働きをすることができます。その一方では、悪い意見としてはやはり給料が少ないという意見でした。
企業体制にも問題がありますが、基本的に月収が20~25万程度です。
満足していない人がいました。
大型ユニック車となれば大手が担当しますので、なかなか中小企業に案件が回ってきません。
中型免許や小型免許が主な仕事となれば工事現場などであり、比較的給料が安くなる傾向があります。
まとめ
免許の所得や講習の受講などかなり成約があります。
しかし、給料は高いとは言えません。
ドライバー職というよりかは技術職という言葉があっているような気がします。
操作をするために手順を覚えたりする必要があります。