コンテナ車のなかでも、海コン・鉄道コンテナなど様々な種類があります。
両方とも物流において非常に重要な役割を担っています。
基本的には、運転メインの仕事となりますが、重大な荷物の場合がほとんどで責任重大です。
島国の日本ではなくてはならない職業です。
今回は、海コンドライバーの仕事内容や給料をご紹介します。
コンテナは見たことあるが、仕事内容など詳細まで知らない人がほとんどだと思います。
これを機に魅力を感じてください。
貿易大国の日本にとってなくてはならない職業です。
コンテナ車運転手の仕事内容や1日の流れ
様々なケースがありますが、今回はメインの仕事風景をご紹介します。
運搬する商品やトラックの種類によってもことなります。
参考程度にご覧ください。
8:00 出社
⇒ アルコール検査を行ってから、荷物の確認・走行ルートの確認を行います。
9:00 出発
⇒ 自分が担当するコンテナを確認します。
コンテナの種類など第三者の目を加えてチェックします。
13:00 到着
⇒ コンテナ引継を行います。
15:00 帰社
⇒ 明日の準備を行い、トラック清掃に清掃を行います。
16:00 事務作業
⇒ 伝票・申請書などを作成します。
そして、明日のルート確認を行います。
17:00 コンテナ確認
⇒ ケースバイケースですが、本日到着のコンテナ整理など行います。
企業によっては専門職がいる可能性もあります。
18:00 退勤
⇒ 残業はほとんどありませんが、交通状況などによっては多少残業する可能性があります。
ただ、比較的他のドライバーと比べて少ないです。
コンテナ車運転手の仕事はきつい?
比較的労働条件は良く、肉体的な疲労は少ない仕事です。
その理由は、基本的に運転のみが仕事となるためです。
他のトラック運転手と異なり、荷下ろしや荷積みが発生しません。
しかし、ほとんどの場合が、深夜や早朝勤務となりますので、生活リズムは乱れます。
そういった負担はあります。
昼に就寝することもありますので、ライフスタイルへの影響が大きくなります。
あらゆるケースがありますので一概に言うことはできませんが、他のトラック運転手よりも体の負担は少ないです。
コンテナ車運転手に必要な資格や免許は
海コンのサイズは2種類あります。
大きいものだと40フィートもありますので、運転するには大型免許が必要になります。
さらには、コンテナ部分は切り離し可能なトレーラーを載せるため、けん引免許も必要になります。
大型免許とけん引免許は必須と考えていた方がいいでしょう。
また、企業によってはフォークリフトを仕事で使用する場合があります。
取得していれば就職や転職で大きなメリットになるでしょう。
こちらは必須ではなりません。
コンテナ車運転手の給料や年収はいくら?
年収の相場は、およそ400万円~500万円です。
ただ、海コンの仕事の場合は、勤務形態によって大きく異なります。
正社員・派遣では大きな差があります。
歩合制など制度によっても異なりますので、参考程度にご覧ください。
なかには、歩合制のため600万円以上年収がある方もいます。
大型トラック運転手と同じくらいかまたは少し少ない程度の年収となっています。
海コンの場合、住居がある程度限定されています。
コンテナ車運転手の給料は安い?
大型トラック運転手に比べると少し年収が下がります。
取得免許の違いなどもありますが、比較的大型免許より少ないことが予想されています。
その理由は、荷下ろしや荷積みがないことが影響しています。
海コンの場合は、基本的に運転のみです。
労働条件はいいのでドライバーの中では高給料に値します。
人手不足が特に深刻ですので、高給料や好待遇の可能性もあります。
貿易大国の日本にとって海コンは必要であり、今後さらなる成長が見込まれる業界です。
業界大手になると福利厚生など好待遇を望むことができる素晴らしい業界です。
コンテナ車運転手の口コミや評判は
大型免許を取得している人やけん引免許を取得してる方にとっては比較的働きやすい環境になっています。
大型トラック運転手よりも肉体労働が少ないこともあり、長く勤めることができます。
そのため、以前は大型・中型トラック運転手をしていましたという方が海コン企業に転職するケースもあります。
しかしながら、運転だけで面白くないと感じる方もいます。
個人差はありますが、本当に運転が好きな方には、好条件です。
まとめ
コンテナトラック運転手は、比較的高給料かつ好条件で働くことができます。
安定した職業でもありますが、人手不足が深刻です。
その大きなネックとなっている問題は、資格・免許です。
大型免許かつけん引免許が必要なことです。
時間がかかりますので、なかなか取得する人が少ないことが人材不足の原因となっています。